道徳のまち・寄居

令和6年度「道徳のまち・寄居」道徳講演会(講師 中村シュフ氏)を開催しました!

 令和6年12月10日(火)に寄居町出身で日本唯一といわれる主夫芸人の中村シュフさん(寄居町立男衾小学校・男衾中学校卒業)を講師に招き、道徳講演会を実施しました。
 今回の講演会実施にあたり、小・中学校の教員による専門チームを結成し中村シュフさんのご協力のもと道徳教材を作成しました。道徳教材は、小学校用と中学校用を作成し、この教材で事前授業を行いました。

講師について
 埼玉県寄居町出身。寄居町立男衾小学校、町立男衾中学校を卒業し、埼玉県立松山高等学校を経て、東北生活文化大学家政学部へ入学。家庭科教員免許(中・高)、保健教員免許(中・高)、整理収納アドバイザー2級の資格を取得。大学卒業後は、お笑い芸人として2006年、M‐1グランプリで準決勝に進出。結婚を機に家庭に入り、現在3児のパパ。家事と育児に多忙な毎日を送るかたわら、お笑いライブのお手伝い、イベントの司会、情報番組のレポーター、ワークショップ講師、雑誌の連載など多彩なパートを手掛ける、日本唯一の“主夫芸人です。

道徳教材(上が中学生用「友達の一言」、下が小学生用「自分らしい選択を重ねて」) ※一部抜粋

 講演会は町立城南中学校で行い、同中学校の生徒は体育館、その他児童・生徒は、各小・中学校の教室等でタブレットや電子黒板等を使用し、小学校3年生から中学校3年生までの約1,500人が視聴しました。参加した児童・生徒からは次のような感想がありました。

 (小学生)

  • 自分自身が自分のことを大切にすることが大事ということが分かった。(小3)
  • 「自分らしさ」って、思い切ってやってみる自信から、「自分らしさ」ができるのだと思いました。(小4)
  • 私だったらあきらめるかもしれないのに、中村シュフさんはあきらめないで自分のやりたいことをつらぬいていてすごいなと思いました。(小5)
  • 自分らしさを大切にするということは、自分の人生の道を見つけるということだと思いました。(小6)

(中学生)

  • 僕は自分に自信がなく、周りに流されがちでしたが、中村シュフさんの話を聞いて、自分らしさを探して自分の考えを生かしながら生活をしていきたいなと思いました。(中1)
  • 「主夫」と「芸人」を一緒にやっていることがまず凄いけど、「主夫」でも「芸人」でも人を笑顔にし、人のために尽くしていることがカッコいいし、寄居の誇れる人だと思った。(中1)
  • 「自分らしさ」を見つけることで、いろいろな視点が見えてくることや今よりもっと楽しく生活できるようになるということが分かった。(中2)

  • 夢をバカにされたり、笑われても、自分が目指した夢に向かう姿はすごくカッコいいなと思いました。(中2)

  • 進路で悩むことがたくさんあるので、自分のやりたいこと、自分が求めたことを信じて自分らしさをもとに頑張って生きたいと思いました。(中3)


講演会の様子【寄居町立城南中学校】



各学校のホームページ

折原小学校 男衾小学校 寄居中学校 城南中学校 男衾中学校

報道 令和6年12月13日付埼玉新聞(ホームページへの掲載許可期間 令和7年12月16日まで)

令和6年12月13日付埼玉新聞「自分らしく生きて 道徳講演会で主夫芸人語る」

令和5年度「道徳のまち・寄居」道徳講演会(講師 原口文仁氏)を開催しました!

 令和5年12月4日(月)に寄居町出身のプロ野球選手で、阪神タイガースの原口文仁選手(寄居町鉢形小学校・城南中学校卒業)を講師に招き、オンライン講演会を実施しました。

 今回の講演会実施にあたり、小・中学校の教員による専門チームを結成し、原口文仁選手や株式会社阪神タイガースのご協力のもと道徳教材を作成しました。道徳教材は、小学校用と中学校用を作成し、この教材で事前授業を行いました。

道徳教材【小学校】 「バモス!」 勝利の裏に (抜粋)

小学校道徳資料「『バモス!』勝利の裏に」

 

道徳教材【中学校】 苦難の先に (抜粋)

中学校道徳資料「苦難の先に」

  講演会では、事前学習で児童・生徒から原口選手への質問をまとめ、質問と教材の内容をもとに原口選手と司会者がインタビュー形式で対談しました。児童・生徒は、各小・中学校の教室等で、タブレットや電子黒板等を使用し約1,200人がオンラインで視聴しました。参加した児童・生徒からは次のような感想がありました。

・原口文仁選手の講演を聞いて、僕は夢に向かって走ることにしました。原口選手の勇気にすごく感動しました。(小学6年生)

・今まで「これは無理」と思ったことがありました。それであきらめて周りの人にどんどん抜かされて嫌な時期もありましたが、これから私は無理と思っても、あきらめようと思っても、真剣にそのことに取り組んでいきたいと思いました。(小学5年生)

・自分の試合や勉強に対しても、自分の力を120%だすために原口選手が言っていた準備力を大切にして取り組みたいと思った。(中学2年生)

・どんな大変なことがあっても、どんなに悲劇が襲ってきても、こつこつと努力をしていく姿はかっこいいと思います。私は「原口選手のような人になりたい!」と強く感じました。(中学1年生)

・私は原口選手のようにできないかもしれないけれど、「自分が熱中できることを探り、大変なときこそ、他者に手をさしのべていきたい」です。(中学3年生)

講演会の様子【株式会社阪神タイガース】

 

 ※提供:株式会社阪神タイガース

講演会の様子【寄居町役場6階・城南中学校】

 

 

道徳講演会が記事に取り上げられました

・阪神タイガース公式サイト
https://hanshintigers.jp/news/topics/info_9067.html

・日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202312040001362.html

・埼玉新聞 2023年12月8日付 *

令和4年度「道徳のまち・寄居」道徳講演会(講師 新井千鶴氏)を開催しました!

 10月17日(月)に男衾中学校体育館で道徳講演会を開催し、町内小・中学校の児童・生徒約1200名が参加しました!

<道徳事業について>

 道徳講演会は、子どもたちの道徳性を養うとともに、学校と地域が連携して子どもたちを育成することを目的として実施してます。平成29年度から始めたこの事業は新型コロナの影響で中止となった令和2年度を除きまして、毎年実施してきました。「道徳のまち・寄居」を目指し、寄居町青少年健全育成町民会議と共催で開催しています。

 6年目となる今年度は、昨年度に引き続き、内容を大幅に変えて実施しました。すなわち、社会で広く活躍され、町にゆかりのある方に焦点をあてた道徳教材を作成し、町内各小・中学校で授業を実施した上で、その方を講師としてお招きして道徳講演会を開催しました。今年度は、講演会を男衾中学校の体育館で同校3年生を対象に開催し、その他の町内各小・中学校の児童生徒にはウェブ会議システムを活用しその様子をライブ配信することとしました。

<講師について>

 今回、町にゆかりのある方として、ご講演いただいたのは、三井住友海上火災保険株式会社女子柔道部アドバイザーの新井千鶴さんです。新井さんは、町立男衾小・中学校を卒業後、高校時代にはインターハイ優勝、三井住友海上に入社してからは、2017(平成29)、2018(平成30)年の世界柔道選手権大会で2連覇を達成するなど数々の大会で優勝を飾っています。東京2020オリンピックでは、女子柔道70㎏級で金メダル、混合団体で銀メダルを獲得し、寄居町及び埼玉県出身者ではオリンピック個人競技で初めての金メダル受賞者になりました。現在は現役を引退され、三井住友海上女子柔道部アドバイザーや全日本柔道連盟ジュニアアシスタントコーチに就任するなど、指導者としてご活躍されています。

 なお、平成29年には町の最高顕彰である町民栄誉賞を受賞、令和3年にはスポーツの分野で優れた功績を残したことから紫綬褒章を受章しています。 

<教材づくり>

 講演会に向けて、新井さんのご協力のもと、小・中学校の教員による専門チームがインタビューを行い、小学生用と中学生用の2つの道徳教材を作成しました。

(実際に授業で使用した教材)

(上が中学生用・下が小学生用)

<事前の道徳授業>

 各小・中学校では、この道徳教材を用いて小学校5・6年生、中学生を対象として、9月から事前授業を実施してきました。

 

事前授業(男衾中学校)の様子

 

<講演会>

 新井さんには「挑戦 ~踏み出す1歩~」と題して、挑戦することの大切さや困難に直面した時の考え方などを約1時間に渡りご講演いただきました。

 「日々の生活の当たり前は、多くの人に支えられて成り立っています。今というこの瞬間を楽しみながら自分のできることを見つけ、挑戦し続けることができれば、必ずチャンスはやってきます。自分自身を振り返ったときに、この経験があったから今があるんだと思えるよう、お互い頑張りましょう」など、心に響くたくさんのメッセージをいただきました。

 講演会終了後は、男衾中学校体育館で講演を視聴した中学3年生と記念写真を撮りました。その後、新井さんがZoomで視聴していた1・2年生の教室をサプライズで訪問し、写真撮影と生徒へ向けてメッセージを伝えました。

 以下に講演会終了後の町内の児童生徒の感想の一部を紹介します。

・何事もあきらめずに頑張れば、結果は後からついてくることがわかった。(小5)

・逃げるのはとても簡単だけど、勇気をもって一歩踏み出すことで結果は変わってくる。(小6)

・1日1日を大切に生きていきたいと思った。(中1)

・この講演で、努力するということはとても大事ということ、そして、失敗してもいいから一歩踏み出してみよういう気持ちは未来を変えるということを知り、今後に生かしていきたいと思いました。(中2)

・自分も変わるチャンスが今からでもあるんじゃないかって思わせてくれるような講演でした。(中1)

・「挑戦して、なおかつ、あきらめない。」というのが大切だと感じました。(中3)

・これからの人生の生き方や選択について、悔いが残らないように過ごしたいと思います。(中3)

令和3年度「道徳のまち・寄居」道徳講演会(講師 杉原行里氏)を開催しました!

 1月25日(火)にオンラインで道徳講演会を開催し、町内小・中学校等が視聴しました。

<道徳事業について>

道徳講演会は、子どもたちの道徳性を養うとともに、学校と地域が連携して子どもたちを育成する環境を整えることを目的としております。平成29年度から始めたこの事業は新型コロナの影響で中止となった令和2年度を除きまして、毎年実施をしてきました。この事業は「道徳のまち・寄居」を目指し、寄居町青少年健全育成町民会議と共催で道徳講演会を開催しています。

 5年目となる今年度は、新たな試みとして社会で広く活躍され、町にゆかりのある方を焦点にあてた道徳教材を作成し、町内各小・中学校で授業を実施、その後、その方を講師としてお招きして道徳講演会を男衾中学校の体育館で開催し、その他町内各小・中学校ではYouTubeを活用しその様子をライブ視聴することとしました。

<講師について>

今回、町にゆかりのある方として選ばれたのは、株式会社RDS代表取締役社長、杉原(すぎはら)行里(あんり)氏です。杉原氏は、昭和59年3月から寄居町大字赤浜にスタジオを設立し活動しており、世界最軽量のドライカーボン松葉杖や冬季パラリンピックのチェアスキーのシートを提供するなど幅広く社会で活躍をされております。

 また、杉原氏は東京2020パラリンピック陸上競技に出場された伊藤智也選手の現役復帰を説得し、競技用車いすの制作に携わるなど活躍を影で支えた立役者でもあります。

<教材づくり>

 講演会に向けて、杉原氏のご協力のもと、小・中学校の先生方による専門チームがインタビューを行い、小学生用と中学生用の2つの道徳教材を作成しました。

 

(左が小学生用・右が中学生用)

<事前授業>

 各小・中学校では、この道徳教材を用いて小学校5・6年生、中学生を対象として、9月から事前授業を実施してきました。

 

事前授業(鉢形小学校)の様子

 

<講演会>

講演会当日は新型コロナの感染を防止するため開催方法を変更し、杉原氏の東京スタジオと小学校6校、中学校3校の各教室、寄居町役場をWEB会議システムの「Zoom」で繋ぎ、約1200人が道徳講演会を視聴しました。杉原氏は「今日の理想を未来の普通に」と題して、挑戦することの大切さや様々な視点から物事を捉える考え方などを1時間に渡り講演をしていただきました。

 参加した児童・生徒は「面白い講演で、特に今までの概念やものの見方を変えるという話が印象に残りました」などの声がありました。その後、参加した児童・生徒全員にアンケート調査を実施しました。